- 仕事も恋愛も順調、でも元気が出ない…
- 思えば、最近笑ってないかも…
- 気を遣ったり、我慢したりしがち…
- もっと自分の本能に忠実に生きたい…
この記事では、そんな悩みを解決するための「ヒント」をお届けします。
世はストレス社会、毎日毎日疲れますよね。
余裕もなく、自分らしさがどんどん失われている感覚を味わう日々。
そこで今回は、
自分らしさの体現者!幼児の行動から学ぶ!笑顔を取り戻す5つのヒント
について、お伝えします。
幼児(未就学児)は疲れた大人にとって、最良のお手本です。
幼児は、僕たちが忙しさに忙殺されて忘れてしまったピュアな振る舞いを、今もそのまま体現しています。
この記事を読んで、日々の振る舞いを振り返りましょう。
笑顔を取り戻すための重要な気付きが得られることでしょう。
過去でも未来でもなく、今、ここに集中する
幼児はとても良い意味で、周りが全く見えていません。
ぬりえでも粘土でも泥遊びでも、その空間を過ごすことに全力です。
過去や未来に想像力を働かせることもなく、その時をいかに楽しく過ごすかに集中しています。
あなたは今、この時を全力で生きることができていますか?
平日は満員電車でもみくちゃにされながら出勤して深夜まで仕事。
土曜日は泥のように眠り、日曜日は翌日からの出勤を憂鬱に感じながら、家族サービスをこなす。
今に必死に食らいつく、という意味では、全力で生きることになるでしょう。
では一方で、先週の仕事のミスや関係者からのお叱りの言葉を気にしたり、あるいは若い頃の栄光やトラウマを引きずっているなんてことはありませんか?
また、翌週の会議に気を揉んだり、子どもの将来を憂いたり、まだまだ先の自分の年金や介護を嘆いていたりしませんか?
もし、過去や未来にも気が散り、心ここに在らずな状態であれば、それは「今だけではなく、過去も未来も生きている」ことになります。
「過去を生きている」とは過去の嫌な記憶を引きずって、”持ち越し苦労”している状態です。変えられない過去にエネルギーを費やしています。
「未来を生きている」とは将来の不安を憂い、”取り越し苦労”している状態です。この先どうなるかわからない、自分でコントロールしきれない未来にエネルギーを費やしています。
大事なのは「今、ここに集中すること」です。
今自分が持っているエネルギーを過去や未来ではなく、今に集中させることなのです。
過去の経験からは反省し、学び、知恵を得ます。未来に向けては課題に対し準備し、対策を練ります。
それを都度やっていくだけで、毎日今を生きていくことができます。
もう一度、持ち越し苦労や取り越し苦労をしていないか、自分の振る舞いを省みてください。
もし心当たりがあれば、公園で泥だらけになって遊ぶ子どもたちを見習って、その苦労を手放しましょう。
幼児のように、今目の前で起きている出来事を、全力で楽しむことが大切なのです。
固執せず、感覚的に素早く判断を下す
自分の感性に素直になって生きることはできていますか?
得たものを手放すことを恐れていませんか?
失敗を過度に恐れていませんか?
少しでも心当たりのある方は、子どもを見習いましょう。
幼児は物事に固執したり、執着しません。
どんなにお気に入りのおもちゃで遊んでいても、自分の興味関心をより刺激する物事を見つければ、おもちゃそっちのけで一目散に駆け出していきます。
いつでも自分自身の動物的な感覚に忠実に従い、そして即座に判断していきます。
大人になると手放すことが怖くなっている人をよく見かけます。
結婚や就職のハードルは低いけど、離婚や転職のハードルを高いと感じる人が多いのもこのせいでしょう。
自分自身が過去に勝ち得たものにしがみつき、固執していると、新しいものを手に入れることは難しくなります。
先延ばししている決断があれば、時には論理や理屈ではなく、感性や感情的な感覚に身を任せて、素早く決断することも大切です。
感覚的な判断は、最も自分に忠実な決断です。
名だたる経営者も大事にしてきた感覚です。
もし考えすぎて頭でっかちになっているようなら、すぐにでも自分の感覚と対話しましょう。
完璧主義をやめ、人と違うことを恐れない
人と違うことを恐れる大人は多いです。
特に日本人では、その傾向は顕著です。
人と違うことが恐いということは、自分に対する評価軸が他人にあることを意味しています。
自分の評価を他人が決めるため、必然的に周囲の反応や「こうあるべきだ」という大衆的な常識を気にしながら自分の振る舞いを決めていくことになるのです。
一方で、幼児には素晴らしいことに、常識というものが存在しません。
目に見えるもの全てを教材として、まっさらなキャンバスにどんどん新しい学びを吸収していきます。
いわゆる「無常識」という状態です。
そのため、こうあるべきだなんて考えに囚われることはありません。
所構わず落書きしますし、食べ物だっておもちゃになります。
目上の人にペコペコすることも当然ありません。
また、幼児は周囲の大人と比べ、自分の未熟さを自覚しているため、完璧さを追求しません。
そのため、自分を完璧に見せようとすることにパワーを使う必要がなく、自分の思いをありのまま表現することができるのです。
心の健康にとって、ありのままの姿を受け入れている状態が最も好ましいとされています。
あなたは誰が決めたかわからない常識に囚われていませんか?
周囲の目を気にして、なんとも言えない恐怖にビクビクしながら過ごしていませんか?
あなたも昔はありのまま自分自身を表現する一人の子どもだったはずです。
自分を守るために着込んだ鎧を脱ぎ捨てて、ありのままに過ごしてみてはいかがでしょうか。
好奇心を忘れず、学びのために質問する
「なんで?」を連呼し、親を困らせている子どもたちを見たことはないでしょうか?
大人が当たり前と簡単に受け入れてしまっていることでも、子どもたちには理解できません。
そして、興味関心をそそられた出来事に関して、多くの質問を寄せてきます。
あなたは日々の生活で新しい発見をしていますか?
自宅と勤務先を往復する毎日、そして無難に時間をやり過ごす日々を送っていませんか?
好奇心は、前向きな気分や自尊心の改善をもたらすと言われています。
日々生きる、という素晴らしい積み重ねの上に、元気に生きるというプラスアルファをもたらしてくれるものなのです。
あなたの周りにも、何事でも興味を持ってチャレンジしている大人はいませんか?
そんな大人はどう見えますか?
きっと前向きで自信たっぷりなのではないでしょうか。
好奇心は元気に生きるための大切な処方箋なのです。
あなたも抱いた興味や関心ごとについて、少しずつでも学びを続ければ、より前向きなエネルギーが得られることでしょう。
決して引きずらず、人を許して、切り替える
幼児の切り替える力は一級品です。
辛い出来事だって悲しい出来事だって嫌な出来事さえも、すぐに切り替えて次に進みます。
うまくいかないことがあって癇癪を起こしても、気が済めばころっと忘れて遊びに駆け出します。
恨みを根に持つこともありません。
あなたは日々のネガティブな出来事を、1晩寝たらキレイさっぱり忘れることができていますか?
翌日以降もグダグダと引きずって、心のエネルギーを消耗していませんか?
感情や恨みにしがみつくのは大人の特性と言えるでしょう。
感情を殺すことは得策ではありませんが、感情を認識してコントロールしていくことはとても重要です。
その上で、相手を許し、その感情を手放して次へのアクションに切り替えていく。
そうすることで、ストレスや不安を抱く時間を減らし、心の健康を維持していくことができるのです。
いかがでしたか?
あなたに少しでも自分の言動を振り返る余裕があるのなら、ぜひこれらの行動と照らし合わせてみてください。
あなたがわがままな幼児の振る舞いをなんとも思わないように、他の大人もあなたのことをさほど意識はしていないでしょう。
幼児を見習って、自分を窮屈にしている要因から自分自身を解放してあげましょう。