こんなお悩みをお持ちの方へ
- 自己紹介が苦手…自信を持って臨みたい!
- 相手の印象に残る自己紹介がしたい!
- 1分自己紹介のテンプレートが欲しい!
この記事では、そんな悩みを解決します。
記事の信頼性
社会人営業歴10年の僕が、ビジネスでも日常生活でも簡単に使える鉄板の自己紹介を紹介します!
研修やセミナー、新しい職場、学校行事の懇親会…大人になっても自己紹介をする場面は意外と多いものですよね。
ビジネスシーンでも短い時間の自己紹介で相手の印象に残ることは、非常に重要なミッションです。
そこで今回は、
記事の内容
簡単!便利!印象に残る!
「3つの数字」を使った自己紹介&テンプレート
について、具体例とともにわかりやすく解説します。
これを使えば、自己紹介が苦手なあなたも、怖れることなく、自信を持って自己紹介に臨めるようになります。
そして、ついでに短い時間でしっかり相手の印象に残ることができます。
他のプレゼンテーションにも応用できる考え方ですので、ぜひ最後までご一読ください。
そもそも自己紹介ってなんでするの??
自己紹介は様々な場面で行われます。
自己紹介は「基本的に自分のことを知らない人に対して、自分の情報を開示して、一人の人として相手の印象に残り、興味関心を持ってもらう」ために行います。
仕事なら受注や人脈形成につなげていく、学校なら相手と仲良くなる、など最終的な目的は場面によって異なりますが、そこにつなげていくための導入として、自分に興味関心を持ってもらうことが自己紹介の位置づけですね。
そのため、自己紹介では「相手の印象に残り、興味関心を持ってもらえる」ようなメッセージを発信することが大切になります。
マジックナンバー「3」を活用しよう!
では、「相手の印象に残り、興味関心を持ってもらえる」ような自己紹介をするには、どうしたら良いでしょうか。
第一印象は崩したくないし、マイナスなイメージで強烈な印象は残したくないですよね?
そこで登場するのが「マジックナンバー3」という考え方です。
3の法則なんて言われ方をしたりもします。
3という数字はマジックナンバーと呼ばれ、大きく2つの特徴があります。
- 古くから、人の記憶に残りやすい数字として用いられている
(世界3大○○とか「大中小」とか、身の回りにもありますよね) - 根拠が3つだと説得力が上がる、とされている
(2つだと寂しいし、4つ以上だと混乱する)
つまり、「3」という数字は、相手の印象に残ったり、相手の納得感や共感を引き出すという点で非常に有効なキーワードであるということができます。
この「3」という数字を自己紹介に活用します。
自己紹介を「3つの要素」で構成するのです。
言い換えれば、自分がどんな人間であるか、を3つのキーワードで表現するということになります(氏名や所属といった基本情報はここでいう要素には含みません)。
こうすることで、話し手であるあなたも自分の情報をわかりやすく相手に提供できますし、聞き手も3つの要素であなたのことを簡単に理解することできます。
また、話し手としてはこんなメリットもあります。
- お題形式の自己紹介やフリートークにも柔軟に対応できる
- 時間調整も自由自在
自分を構成する要素さえ決まっていれば、その場のテーマや長さに合わせて話す内容や量を変えていくだけでいいのです。
具体的な自己紹介は後述しますが、ここでは自己紹介のように、相手に何か情報を提供したいときには、この「3」という数字を意識して、3つに区切って話をする、ということを覚えておいてください。
自己紹介は「数字」でする
さて、これまでは自己紹介を「3つの要素」で構成するというお話をしてきました。
型にしてみると以下のようになります。
自己紹介 = 氏名等の基本情報 + あなたを構成する要素 × 3つ
「私はゆーと と申します。株式会社Derailers からまいりました。これから私のことを3つの要素でお話しします。1点目は・・・。2点目は・・・。3点目は・・・。本日はどうぞよろしくお願いします。」
イメージはこんな感じです。
話しやすい構成ですが、相手の印象に残るにはもう少しインパクトが欲しいところですね。
そこでもう一工夫します。
それは、あなたを構成する「3つの要素を全て数字で表現する」というものです。
いわゆる数値法と呼ばれる手法です。
数字は世界の共通語です。
具体的な数字があるだけで、説得力も格段と高まります。
数字を話の内容に意図的に盛り込むことはとても大切なのです。
例えば「シジミ300個分のオルニチン」って聞いたことありませんか?
オルニチンてよくわからないけど、なんか凄そう、ってなりますよね。
その手法を用いて、相手の記憶に爪痕を残そう、というわけです。
自己紹介では「数字」を宣言して、その数字の意味を説明していきます。
型にするとこのようになります。
自己紹介 = 氏名等の基本情報 + (あなたを構成する数字 + 説明) × 3つ
数字は記憶に残りやすいものです。3つの数字を伝えることで、相手の印象に残り、顔と名前最寄り覚えてもらいやすくなるでしょう。
具体的には?自己紹介の例を紹介

では、「3つの数字」を使った自己紹介を具体的にみていきましょう。
構成する3つの要素に特に指定はありません。
家族構成でもサッカーのポジションでもこれまでの受注額でも、数字で表現できるものであれば、何でも構いません。
自分が伝えたいと思う要素を選定しましょう。
百聞は一見に如かず、ということで一例を挙げてみます。
beforeは淡々と自己紹介を述べたもの、afterはこれまで解説していきた3つの数字を意識したものです(自己紹介は1分くらいを想定)。
【before】淡々と自己紹介
『初めまして。ゆーと と申します。株式会社Derailers からまいりました。本日はよろしくお願いします。先日、3人目の子どもが産まれまして、毎日騒がしくも楽しいパパライフを送っています。趣味は四国遍路です。暇さえあれば四国に赴いて、霊場巡りを楽しんでいます。仕事面ではこれまでSier企業のシステム営業として、主にハード更改案件に携わってきました。提案ノウハウもありますのでお気軽に情報交換できればと思います。本日はどうぞよろしくお願いします。』(219文字)
【after】3つの数字を意識したもの
『初めまして。ゆーと と申します。株式会社Derailers からまいりました。本日は「3・88・10」、この3つの数字を使って自己紹介をしていきます。ぜひ覚えて帰ってもらえたらと思います。まず3ですが、私には4歳、2歳、0歳と子どもが3人います。毎日騒がしくも楽しいパパライフを送っています。次に88です。四国遍路が趣味でして、暇さえあれば四国八十八ヶ所の霊場巡りに赴いています。最後は10です。これまでSierのシステム営業として10案件以上のハード更改案件に携わってきました。提案ノウハウもありますのでお気軽に情報交換できればと思います。「3・88・10」、ゆーと と申します。本日はどうぞよろしくお願いします。』(307文字)
いかがでしょうか?どちらが印象に残りましたか?
おそらく、afterの方が印象的だった、興味深かったと思われた方が大多数だと思います。
上記の例では、話の冒頭で「3つの数字を使う、と宣言する」ことで、聞き手が情報を受け取りやすいように準備する時間を設けています。
そのあとで3つの要素「3児のパパ・四国遍路・経験豊富なIT営業マン」を述べています。
切り口は「プライベート・趣味・仕事」ですね。
そして、その3つとも、「3・88・10」という数字を使って表現しています。
また、冒頭と最後にその数字を述べることで、聞き手の記憶に残りやすいよう工夫されています。
さらにインパクトを与えたい場合は、ビジュアルに訴えかけることも有効です。
本項の最初に入れた挿絵のイメージです。
手書きでもいいので、数字をビジュアル的にも見せながら自己紹介を進めると、相手に残る印象はより大きくなります。
これで3つの数字を使った自己紹介が具体的にイメージできたのではないでしょうか。
誰でもできる簡単便利な構成になっています。
Let't action!あなたの自己紹介を作ろう
具体的なイメージができたら、あとはいつでも使えるように準備しておきましょう。
学んだ知識は実際に使って経験と結びつけることで、役に立つ知識に変わっていきます。
以下の手順に基づいて、あなたの自己紹介を完成させてみてください。
step
1相手と場面を決める
あなたが自己紹介する相手と場面を決めてください。
(例:歓迎会で職場の同僚に、研修で初見のビジネスマンに、幼稚園の懇親会でママ友たちに)
step
2あなたの3つの要素を決める
相手に絶対伝えたい、あなたを構成する3つの要素を挙げてください。
step
3象徴する数字を決める
3つの要素について、それぞれ象徴する数字を決めてください。
step
4数字の意味を簡単に書き出す
その数字の意味を、簡単に解説してください。
※アピールしたいことがあれば、ここで表現しましょう。
step
5テンプレートに当てはめる
最後に、情報を以下のテンプレートに当てはめてください。
<テンプレート>
『 初めまして。< 氏名 >と申します。< 所属 >からまいりました。
本日は「<数字①>・<数字②>・<数字③>」、この3つの数字を使って自己紹介をしていきます。ぜひ覚えて帰ってもらえたらと思います。
まず<数字①>ですが、<数字①の説明>。
次に<数字②>です。<数字②の説明>。
最後は<数字③>です。<数字③の説明>。<数字③に関するアピール(なければ無視)>。
「<数字①>・<数字②>・<数字③>」、< 氏名 >と申します。本日はどうぞよろしくお願いします。』
(1分は300文字が目安)
以上です。お疲れ様でした。
これで自己紹介の引き出しが一つ増えましたね。
事前に何を話すか決まっていると、急な場面でも案外落ち着いて対応できるものです。
まだまだ不安、という方は、相手や場面の想定を変えて、いくつかパターンを用意するといいでしょう。
引き出しはあればあるだけ安心します。
さいごに
本記事で紹介した「マジックナンバー3」や「数値法」は自分が伝えたいことの説得力を高める手法として、とても有効なものです。
いわゆるビジネスの世界でも、多用されているスキルになります。
営業活動やプレゼンテーションなど、相手に何か情報を与え、相手に行動を促す必要があるような場面があれば、ぜひ「マジックナンバー3」や「数値法」を思い出して、活用してみてください。
きっと、あなたを支え、助けてくれるはずです。
最後までお付き合いくださり、ありがとうございました。
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