【休職して申し訳ないと感じるあなたへ】休職初期の罪悪感を乗り越えるたった一つのコツ

休職初期の罪悪感を乗り越えるたった一つのコツ メンタルケア
こんなお悩みをお持ちの皆様へ
  • うつ診断で休職したけど、何してても罪悪感だらけ…
  • 家族にも友人にも同僚にも申し訳なくて、全く休まらない…
  • これが普通なのか異常なのかわからない…
  • 先々、不安で仕方ない…

この記事では、そんな悩みに寄り添います。

この記事を書いている僕も、うつ経験者です。

計3回、延べ2年半近く休職しました。

休職初期の罪悪感は本当に辛いですよね。

でも、その経験はあなただけのものではありません。

そこで今回は、

記事の内容

休職3回を経験した僕の経験則から捉えた、

「罪悪感の正体」と「やり過ごすためのコツ」

について、お伝えしていきます。

いろいろ頭の中で考えが巡っているでしょうが、罪悪感と付き合うためのコツがあります。

これを読めば、罪悪感は当然に感じるもので、一人で抱え込む必要はないと知ることができます。

今のあなたにできることがあって、それ以上に何もする必要がないことも知ることができます。

僕の経験則からお伝えします。

あなたは何も悪くありません。

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僕のうつ体験 〜僕は3度休職しました〜

僕は社会人3年目、26歳の時に初めて心療内科を受診し、うつの診断を受けました。

初めての休職は27歳の時。

それから復職と再発を繰り返し、30歳、31歳で合計3回、延べ2年半にわたり休職を経験しています。

たいていの物事に「慣れ」は存在しますが、休職は何回経験しても慣れません。

体調の異変を感じ、日常生活に支障をきたし、休む必要性に気付き、その必要性を受け入れ、諸手続きを経て会社を休む、そしてその度に強烈な罪悪感に襲われてきました。

症状の出方に違いはあれど、この一連のプロセスは、いつでも同じです。

もちろん、経験をするごとに自分が病みやすいポイント(ストレス原因や生活習慣など)に関するノウハウは溜まっていきますが、残念ながら気付いた時には日々を生きることに精一杯で、活用する余裕がないのが現実です。

しかし、休職初期の「罪悪感と向き合うプロセス」だけは唯一経験が生かせる部分があります。

仕事を休み始めると、多くの場合、自分に過度にかかっていた人間関係や仕事上のストレス原因から解放され、自分の心の中の動きと対話する時間が増えていきます。

すると、自分の頭の中で、自分の意思とは関係なく、天使と悪魔が延々と言い争いを始めます。

休職する前も頭の中で生じていた言い争いであれば、怒鳴り合いと表現した方がしっくりくるほど、激化します。そしてここから生じる感情が「罪悪感」です。

せっかく休職してもこの言い争いが止まないことには、残念ながら心も体も休まりません。

しかし、この言い争いは、ちょっとした心がけで鈍化させることができます。これからその心がけについて、お話しします。

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罪悪感は休職初期に必ず対峙する最初の壁

今まで歯を食いしばって、地を這ってでも会社に行っていたのに、休職すると、途端に何もしなくてよくなります。

「何かしなければいけない」ということは何もないのです。

もう、その縛りからは解放されました。

静養することが一番大切な”やること”ですから、あなたの好きなことを、好きなように、好きなだけやっていいのです。

でも、不思議なことに、何もできなくなっていませんか?

自由なはずなのに、今までよりも重い足かせが身体中にぶら下がっていませんか?

僕の場合は地面から生える樹木になった感覚でした。足は地面に埋まって動かない、枝を伸ばそうにも届かない、必死に周りを見渡しますが、だんだんとコケに覆われて何も見えなくなりました。

何者かが、私たちから、自由を奪い、エネルギーを吸い取っているのです。

それは何者か、その正体こそ「罪悪感」です。

そして、「罪悪感」を生み出す存在が、先に出てきた頭の中の悪魔なのです。

少し考えてみてください。

悪魔はあなたにこんなことを呟いてきませんか?

あなたのことを責め立ててきませんか?

<悪魔のつぶやき>

  • あれ?そこで何してるの?
  • 今日休みだっけ?あ、ズル休み?
  • 働かざる者食うべからずでしょ
  • (テレビ観ながら)みんな頑張ってるねー
  • なんか好きなことしようとしてない?みんな頑張ってるのに
  • 職場のみんなに悪いことしたね
  • 今日は給料日だね!何もしてないけど

上記はほんの一例です。

もっと過激な発言を浴びせられることも多いかと思います。

それを受けて、あなたは「罪悪感」と「自己嫌悪」と「将来不安」の3点セットで頭がいっぱいになり、そのことしか考えられなくなるはずです。

<頭の中を駆け巡る思考>

少し前までは普通に働いていたのに、急に会社に行けなくなってしまった。仕事も山ほどあったのに、ろくに引継ぎもできず、置いてきてしまった。職場の同僚に負担しかかけていない。お客さんも不安がっていることだろう。休むことで給料も減ってしまう。家計にも影響するし、妻もやり繰りが大変だろう。自分なんかが食費や光熱費を使っていいものなのか。ましてや趣味や息抜きでお金使うなんて罰当たりでしかない。この先どうなるんだろう。昇進にも影響するし、家族には死ぬまで迷惑かけ続けることになる。会社は戻っても受け入れてくれるのだろうか。あっさりクビにでもなれば目も当てられない。子どもたちには会社にも行かない寝たきりの姿が記憶されていくのかな。そもそも、休めば良くなるのかな。一生治らなかったらどうしよう。

…もはやエンドレスですね。

でも、初めてなら、無理もありません。

なぜなら、この先自分がどうなっていくのか、そのイメージが全く見通せないからです。

先の見えないトンネルを歩いているようなものです。立ち止まると悪魔が話しかけてきます。振り返ると罪悪感が押し寄せてきます。

でも、大丈夫です。

時間はかかっても、必ず光が見える時が来ます。

あなたが一歩でも、何か踏み出す必要があるとすれば、それはこの罪悪感が落ち着いたときです。

罪悪感に満ちた行動は、焦りでしかありません。

あなたが自然と動き出せるその時が来るまでは、この罪悪感とも、耳元で囁いてくる悪魔ともうまく付き合っていかなければなりません。

休職初期のあなたがするべきことは、罪悪感とうまく付き合うこと、ただそれだけなのです。

罪悪感を乗り越えるコツ

罪悪感とうまく付き合う、ただそれだけって言われても…。

全然イメージできない、という方も多いかと思います。

そこで結論です。

あなたの好きなことを、好きなように、好きなだけやればいいのです。

あなたは心身ともに限界を迎え、その結果として、休息が必要な状態なのです。

ズル休みなんかでは決してありません。

休職の身分だからってテレビ見ちゃダメ、ご飯食べちゃダメ、散歩も出てはいけない、なんてことは全くありません。

感情の赴くままに、気分に身を任せて、日々を過ごすのです。

それができないから困ってるんだよ…という声が聞こえてきそうですね。

その気持ちはわかります。おそらく何もやる気にならないですよね?

僕も最初の休職ではずっとそう感じて死んだも同然の日々を過ごしていました。

悪魔の囁きに翻弄されて、困り果てる毎日でした。

では、これならできるでしょうか?

とにかく何もしないでください。

悪魔に何をささやかれても、聞き流して、ベッドや布団で横になっていてください。

休職初期のあなたが今やるべきこと、できることは、ただただ「休む」ことなのです。

悪魔のささやきが気になるかもしれませんが、悪魔の声はあなた自身の声です。

誰かに言われているわけではありません。あなたが勝手に悪魔に言わせているのです。

中身も事実かどうか定かではありません。

経験的に言えば、事実ではない場合がほとんどです。

意外と皆、自分に興味はないのです。

だからとことん無視しましょう。

自分の発言ですから、無視しても罪に思う必要はありません。

また、よく日中は太陽の光を浴びて、生活リズムを保ってね!などというアドバイスを受けるかもしれませんが、まずは休むことが先決です。

何もやる気が起きない、寝れない、食べ物も喉を通らない、お風呂も入れない、情報に何も触れたくない、社会との関わりを断ちたい、とにかく一人きりになりたい。

そんな状況で無理やり生活リズムを整えることは、負担でしかありません。

心置きなく、好きなように、気の向くままに過ごしてください。

そして結果的に、それはただただベッドで休むことになるはずです。

生活リズムを整えるのは、その次のステップです。

とにかくできることしかしない。

それこそが休職初期の罪悪感と付き合うためのコツです。

 

過ごし方で特におすすめなのは、「一切の情報を断つ」ことです。

部屋を暗く静かにして、ただただボーッと過ごすのです。

先の悪魔は、あなたが五感で感じるもの全てを使って、あなたに働きかけてきます。

そのため、一切の情報を断つことでそのきっかけを減らすことができるのです。

僕が刺激として悩まされたのは「光」と「メディア(携帯電話やテレビ)」です。

とにかく一度に多くの情報が入ってくるとダメでした。

特にメディアは要注意です。

罪悪感からついつい携帯電話を見てしまう気持ちはわかります。

しかし、それでは悪魔の思うつぼ、ささやきはどんどん加速します。

メディアは自分と外の社会との接点なので、自分と周りを比較対象にしてしまうのです。

「みんなは○○なのに、自分は…。」

これは決まり文句のようにあなたの頭にこだまするでしょう。

メディアだけでも、勇気を持って手放してください(生きているか疑われるような場合は、情報断ちすることを信頼できる人に事前に伝えておきましょう)。

これで本当に良くなるのか?

まだまだ不安な気持ちもわかります。

ですので、その先のことを触れておきます。

ただただ何もしない日々を続けていくと、次第に何かしたくなる日が訪れます。

何かしたくなる日を重ねていくと、何かできる日が増えていきます。

何かできる日が増えていくと、何もできなかった自分にできることがだんだんと増えていきます。

そしていつか、自分の内なるエネルギー(チャレンジングな気持ち)を感じる日が来ます。

あとはそのエネルギーをどこにぶつけるか(復職or転職or別の何か)を選択するだけです。

信じて、何もせず、ただただ休む日々を過ごしてみてください。

休んだ分だけ、早く罪悪感が抜けてきます。

罪悪感が抜けてきたら生活リズムを整えましょう。焦りは禁物です。

とにかくまずは休むことです。

あなたは休んでいいのです。

あなたは何も悪くない

僕は休職期間を使って、多くの本を読んできました。

「僕の心身に起きていることを教えてくれ」、「誰か助けてくれ」、「この状態が”治る”ためのきっかけをくれ」。

そんな他力な思いでうつや心理学系の本を読み漁ってきました。

それらの本に、共通していたメッセージがありました。

「あなたは何も、悪くない」

そうです、あなたは何も悪くないのです。

うつ経験者なら口を揃えて言うことでしょう。

あなたは何も悪くありません。

当時はいっぱいいっぱいでしたが、僕は休職期間中に経験した絶望的な訴え「なぜ私が?」「なぜ私に?」の中に、自分を見つめ直す自己分析の種を見出すことができました。

今は辛くても、必ずそれが自分のためになる時が来ます。

「あなたは何も悪くない」、その言葉をお守りにして、今の罪悪感をやり過ごしましょう。

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